この作品へのカスタマーレビューの評価は今ひとつよくないのですが、個人的には、これが佐々木譲氏の作品の中で最初に読んだもので、しかもこれを読んで氏のファンになったので、援護射撃の意味を含めて5つ星です。ただ個人的な思い入れの部分が多いので参考になるかどうかはわかりません。あしからず。。。ストーリーに関しては、確かに他のヒトもおっしゃっている通り、結構荒い部分は多いと思いますので、そこで「面白くない」ってなってしまうかもしれません。振り返って、自分が普段どんな作品を好むかって考えてみると、ストーリーはもちろんですが、さらに1。ディテールが何か「つぼ」にはまる、2。主人公よりも「すてきな」脇役がいる(多ければ多いほどよい)。って感じでしょうか。この作品についていうと、
1。僕の地元の札幌、しかも個人的に憧れている1960年代後半から1970年代はじめの社会の描写。そしてアメリカ西海岸の描写が実際に住んでいるヒトの目線であること。
2。なんといってもサンディエゴ市警の太っちょで切れ者のマルチネス刑事と、その部下でやせていておとなしいクロウ捜査官のでこぼこコンビ。道警シリーズもいいけど、できればこの二人を主人公にしてシリーズ物を作ってもらいたいくらいです。
繰り返しますが、参考にはならないかもしれないけれど、個人的には好きな作品で、何度読み返しても飽きないので5つ星です。
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勇士は還らず (朝日文芸文庫 さ 27-1) 文庫 – 1997/10/1
佐々木 譲
(著)
- 本の長さ540ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日1997/10/1
- ISBN-104022641630
- ISBN-13978-4022641632
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登録情報
- 出版社 : 朝日新聞出版 (1997/10/1)
- 発売日 : 1997/10/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 540ページ
- ISBN-10 : 4022641630
- ISBN-13 : 978-4022641632
- カスタマーレビュー:
著者について
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1950(昭和25)年、北海道生まれ。広告代理店、自動車メーカー勤務を経て、79年に『鉄騎兵、跳んだ』でオール讀物新人賞受賞。90年、『エトロフ 発緊急電』で日本推理作家協会賞、山本周五郎賞、日本冒険小説協会大賞を受賞。2002年、『武揚伝』で新田次郎文学賞を受賞。また、2010年には『廃 墟に乞う』で直木三十五賞を受賞した(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 鉄騎兵、跳んだ (ISBN-13:978-4167773823)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年5月29日に日本でレビュー済み
2016年11月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前からほしかった、本なので満足しています、またよみたいのがあれば購入したいです。
2010年7月14日に日本でレビュー済み
高校の入学式で、同じ態度を取った事で知り合った6人!!
女生徒一人が居るのに違和感がない。
心情はざわざわしていたに違いない。
細かな説明がない所が作者の手腕であると思う。
そこへ驚愕の事件が勃発してから、20数年を経て第二の事件へつながっていく・・・。
捜査は進まない・・・被害者の妻と友人達は捜査に非協力!!
色んな事象を重ねていく事で、私の頭の中は混乱する。
帳尻を合わせたような最後の〆が甘いかな。
混乱した頭の中が、あっけに取られて可哀想。
登志子って幸せな人だな!!
女生徒一人が居るのに違和感がない。
心情はざわざわしていたに違いない。
細かな説明がない所が作者の手腕であると思う。
そこへ驚愕の事件が勃発してから、20数年を経て第二の事件へつながっていく・・・。
捜査は進まない・・・被害者の妻と友人達は捜査に非協力!!
色んな事象を重ねていく事で、私の頭の中は混乱する。
帳尻を合わせたような最後の〆が甘いかな。
混乱した頭の中が、あっけに取られて可哀想。
登志子って幸せな人だな!!
2013年7月19日に日本でレビュー済み
著者らしい、丁寧な描写はあると思いました。
しかし、ストーリーが安過ぎだと思いました。
残念です。
しかし、ストーリーが安過ぎだと思いました。
残念です。
2003年12月15日に日本でレビュー済み
とおして読んでみて、楽しめはしました。
ただクライマックスに、ご都合主義的な展開があり(私見ですが)もう少していねいな描き方をしても良かったかなと感じます。
ただクライマックスに、ご都合主義的な展開があり(私見ですが)もう少していねいな描き方をしても良かったかなと感じます。